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沖縄県那覇市
【乾燥防止散水】那覇港防波堤・コンクリート養生節水工法
ドリップチューブを利用したコンクリート養生全景
ドリップチューブの大変変わった利用方法のご紹介です。
那覇港の防波堤の付帯施設を建設する際のコンクリート工事の養生に、ドリップチューブが使われました。
納入場所 | 沖縄県那覇市 |
納入先 | 那覇港防波堤付帯施設・土木工事会社様 |
納入時期 | 2012年9月 |
設置機種 | TIFドリップチューブ標準型16mm 2.0L/H 20cmピッチ |
コンクリートが強度を持つためには、硬化するまでの一定期間温度と湿度をきちんと管理しなくてはなりません。
表面だけが乾燥するとひび割れの原因になります。また乾燥が進んでコンクリート内部の水分が失われると、セメントの水和反応が不十分になり強度が不足してしまいます。
十分な硬化をさせるには、湿度の管理が特に大切です。これまではコンクリートに水をまくか湿った布をかぶせていましたが、ムラにならないようにうに注意が必要でした。
そこでご注目いただいたのが、当社のドリップチューブです。
ご担当者様から、お知り合いの畑でドリップチューブを見てひらめいたとのお話を伺いました。
ドリップチューブは、全長に渡って均一な散水を行うように作られています。しかも小水量で蒸発損失が少なく効率的に散水できますので、コンクリートの湿度管理にピッタリです。
ドリップチューブには、高さ1mのタンクから流下圧を利用して水を流しました。
期待通り、湿度が均一に維持できて、大変ご満足をいただきました。